2020年08月11日
俺たちファントム世代 ファントム強奪

航空自衛隊 ファントム戦闘機
今や 現役を降り ステルス戦闘機に世代交代したが
昭和のオッサンにはファントムがたまらなく好きなのである
漫画 ファントム無頼を読んでは 心踊らせ
横須賀のどぶ板通り ダイヤモンド商会に行っては
フライトジャケットのパッチは ファントムできめた
当時 横須賀に寄港していたのは
空母ミッドウェイだった 懐かしい
ファントムのプラモデルも沢山 造ったものだ
小説でファントム強奪という作品があった 竹島将著

シリーズ化された 携帯もネットも無い時代 娯楽は小説にもあった
世はバブル期でもあり レンタルビデオ時代
レンタルビデオが繁盛してコンテンツの供給が必須だった
その一つにOVAというものがある
今では 人気アニメに売れる円盤として制作されるが
小説をOVAできると言う時代でもあった
それが『ファントム勇者伝説 ファントム強奪 vol.1 リターン・ザ・スカイ』1991年

元・航空自衛隊のエースパイロット矢沢高雄に
航空ジャーナルの編集長の松本から ある写真を見せられる


そこには エルサルバドルの空を飛ぶ
航空自衛隊に配属されているはずのファントム戦闘機だった
正式にはエルサルバドルにはファントムは配備されていない
矢沢は依頼を受け エルサルバドルに行き
写真を撮影したカメラマンに接触する

そこで 現地の基地で撮影されたファントム戦闘機の写真を受取るのだが


矢沢が所属していた 第7航空団所属の機体だった
誰が エルサルバドルに売ったのか?
その秘密を知った矢沢はCIAのビンセントから追われることとなる

CIAのビンセントの目的は ファントム戦闘機の存在の隠蔽
ファントム戦闘機の事が世に知れ渡れれば
大統領選で現職大統領の足を引っ張ることになりかねない
森に逃げ込んだ 矢沢 軍からの追撃から逃げるも
狩りを楽しむかのごとぐ ビンセントの残忍な攻撃を受ける




生き残った矢沢
そこには戦闘の高揚感 忘れていた野獣の血が震えていた
日本に帰国し ファントム戦闘機の写真を松本にみせるのだが
公表は出来ないと打ち明けられる


昔の同僚 ファントム戦闘機のレーダー迎撃士官の岩岡


写真に映る 機体番号から操縦士の特定を依頼する
ファントムがエルサルバドルに持ち出された謎が解けるかもしれない
その操縦士の二人は沖縄にいた
飛行機で東京向かわせ羽田空港で落ち合う段取りだったが
内閣調査室の沢田とCIAのビンセントが罠を張っていた


矢沢は空港ロビーから逃げ出し
バスを奪い逃走するも追い詰められてしまう




恋人の幸子を人質にされ 矢沢は これ以上の抵抗を諦めてしまう
当時のアニメのクオリティーでよくやってると思う
携帯が無いので 公衆電話がでてくるし
連絡をとるため新聞の尋ね人 広告を使うなど
時代を感じてしまう
物語の真相はココには書かない
ラストは 矢沢 松本 岩岡の3人が身を守るためにとんでもない事をする
ホテルプラザの44階に 内閣調査室の沢田 CIAのビンセントをおびき出す

大島に隠してあったファントム戦闘機に矢沢と岩岡は乗り込み首都を目指す








松本はトイレに攻撃から身を伏せ
突入してきたファントムのM61A1 20mm機関砲で部屋を蜂の巣にしてしまう
そして 離脱したファントムは矢沢の操縦により
空高く舞い上がる
やっぱりね ファントムは登場させないと話になら無いんだよ
当時 無茶苦茶過ぎて めっちゃ好きやった
そう言えば 小説を読みきれてないなぁ
買ってはいるんだけど
ブログ辞めたら しばらく小説を読むことにしますか
世の中には まだまだ知らない感動がある
ちなみに OVA ファントム勇者伝説 ファントム強奪 vol.1 リターン・ザ・スカイは
海外の人により 英語字幕つきでフルアップロードされている
日本では ビデオだけで DVD化されてないので
視聴困難ですね
小説はシリーズ化されたけど OVAはシリーズ化されませんでした






























