2019年07月22日
自由な国 アメリカがチャイナマネーに負けた
1986年に公開された映画 トップガン続編
「トップガン・マーヴェリック」が2020年夏に日本でも公開
ミリブロニュースでも予告が紹介されたので見た人も多いだろう
予告を観ていると まだあのジャケットを着ていた
「AVIREX」で再現され製品化されたG‐1
現在でも販売されている
映画「トップガン」でマーベリックが着用していたG-1を
タウンユースに改造したモデル
「AVIREX」を代表するレザージャケットでもある
背中には大きな革製のパッチが付く
通常フライトジャケットは自身の履歴書であり
所属部隊 経歴 参加作戦 自己アピールなどをパッチで表している
フライトジャケットを見れば パイロットの経歴がわかるのだが
マーベリックの経歴ではあり得ないパッチが含まれるので
劇中のジャケットはでたらめだと専門知識のある人に突っ込まれたたが
このジャケットはマーベリックの父親の遺品だという設定である
マーベリックの父親とは?
トップガンの劇中で父親の戦友だった上官が本当のことを告げる
軍事境界線を越えた上空での交戦によるために国家機密扱いのため
マーベリックの父親の最後を知らされずいた
実は友軍機を救うために多数の敵機の攻撃に晒されて
その犠牲となった英雄的行為であったという真相であった
軍事境界線とは
軍事上の理由によって一つの国家が分断された場合に 両側の国を隔てる境となるものである
この場合 考えらる軍事境界線は
(朝鮮半島) - 大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国の境界 38度線か
(ベトナム) - 北ベトナムと南ベトナム(現在のベトナム社会主義共和国)に引かれていた境界
AVIREXで再現された 背中の大きな革製のパッチは国旗の下に
アジア圏の言葉で色々書かれている
これはこれを着用したパイロットが撃墜され 敵地にて不時着などした場合
このパイロットをアメリカの捕虜として正当に扱うように書かれたメッセージである
(確かそのはずだった・・・・)
実際トップガンの映画で使用されたジャケットには
国旗に アメリカ 国連 日本 台湾だった
今の画質で見ると つくりの雑なパッチだな
当時のアメリカ映画の市場として影響力の強い国を意識してのデザインか?
そして30年近くの年月が過ぎ
今やアメリカ映画が重要視する市場は中国
しかし 中国の国旗を入れる訳にもいかず
日本と台湾の国旗をそのまま使用できず
中途半端なデザインに改悪
自由な国アメリカは死んだ
結局は興行収益のためならプライドを捨てる
それをしなければならない時代になったと感じた
ネット社会の拡大で面倒くさい連中が増えたからな~
保存版・電脳空想帝国
☝で本国へ飛びます
Posted by ビグザム at 07:34
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