2017年11月10日
アトミックブロンドを観た
アトミックブロンドを観た
ネット評判は良いようである そこそこは
やはり痛みにある格闘を楽しみながら観た
ワンカット風の構成でメイキングを見てみたいと思った
知ってる人はアトミックブロンドが気に入らないようである
予告は面白かったのにと言う
私はアトミックブロンドを女007という形容詞で当てはめ宣伝するのが気に入らない
先入観を持たせすぎだろうと感じるのだが
それに予告で使用されたシーンで
ジョンウイックばりに人を撃ち殺すシーンがあるが
本編の問題が片付き その後のエピローグの部分である
インパクトが欲しいため使わざるおえないのか?
これも予告により期待を持たせるための操作なので 少し残念
物語はベルリンの壁が崩壊前である
東ドイツの国家保安省シュタージの職員スパイグラスを
西ベルリンに脱出させる 彼はスパイリストの名前を暗記している
裏切者によりKGBが動きだすという展開なのだが
作戦が失敗した後 ベルリンの壁が崩壊する
予期せぬ世界情勢
あと数日早ければ 最悪の事態は無かったろうに皮肉である
ベルリンの壁は突発的に崩壊した
ポーランドの民主化とハンガリーの改革が進み
東欧の社会主義国が民主化の動きに混乱が続いていた最中の1989年11月9日に
それまで東ドイツ市民の大量出国の事態にさらされていた東ドイツ政府が
その対応策として旅行及び国外移住の大幅な規制緩和の政令を「事実上の旅行自由化」と
受け取れる表現で発表したことで
この日の夜にベルリンの壁にベルリン市民が殺到し混乱の中で国境検問所が開放され
それまで28年間、東西ベルリンが遮断されてきた東西分断の歴史に終止符が打たれたことである
ぶっちゃけて言うと「事実上の旅行自由化」と口を滑らしてしまい
民衆が動いて壁が突破された
協定や調停が行われた訳ではない
個人的にスパイというものは国民の利益というより
スパイは国家のために戦うものだと感じた映画だった
電脳空想帝国
☝で本国へ飛びます
ミリタリー ブログランキングへ